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【基礎知識】アクアポニックスとは?特徴や育てられる野菜・生き物について解説
こういった疑問に答えます。
はじめに
どうも!こうきです。
日本ではまだまだ知名度が低い「アクアポニックス」
しかし「アクアポニックス」は未来の有機農業において大きな可能性を秘めています。
今回はそんな魅力的な「アクアポニックス」について解説していきます。
この記事を読んでいるあなたが「アクアポニックス」を理解する参考になれば幸いです。
【基礎知識】アクアポニックスとは?特徴や育てられる野菜・生き物について解説
1.そもそもアクアポニックスとは?
2.アクアポニックスのメリット
3.初心者におすすめの植物(野菜・ハーブ)
4.初心者におすすめの生き物(魚・エビ)
1.そもそもアクアポニックスとは?

アクアポニックスは魚と植物を同時に育てるユニークなシステムです
次世代の循環型有機農業とも言われており、水槽が置けるスペースがあればどこでも取り組める画期的な栽培方法
ここでは下記3点を説明します。
1)基礎知識:言葉の由来
2)栽培方法
3)特徴
1)基礎知識:言葉の由来
アクアポニックス(Aquaponics)とは、
魚の養殖(Aquaculture)+水耕栽培(Hydroponics)を組み合わせた造語
※現代のアクアポニックスはアメリカで生まれた栽培方法。
もともと水耕栽培は歴史の至るところにあり、それを現代版に進化させたのがアクアポニックスという感じ
水耕栽培とは言葉のとおり水を耕して栽培すること
要は野菜を土に植えて栽培するのではなく、水につけて栽培すること
水栽培などとも呼ばれています
2)栽培方法
大まかな流れは下記の通り

①水槽で魚を育てる(魚にエサを与える)
②微生物が魚のフンを分解
③微生物が分解した養分を植物が吸収(水が浄化される)
④浄化された水がまた水槽に戻る
【参考】実際の商品例
Back To The Roots社の「アクアファーム」
©Back To The Roots
3)特徴
アクアポニックスの主な特徴は下記3点
①魚と植物を同時に育てられる
②土を使わない⇒土づくりが不要
※土の代わりに「ハイドロトン」などの床材を使用する。
③植物への水やり、水槽の水交換が不要⇒節水効果が大きい
アクアポニックスのキーワードは循環
魚、微生物、植物が共生関係を構築し、その自然の循環サイクルを利用するため人間が積極的に干渉しません。
この循環するというのがポイントです。
従来の農業では栽培者は労働が必須でしたが、アクアポニックスは労働者というよりはサポート役。主な仕事は魚、微生物、植物が共生関係が崩れた時に整えることになります。
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2.アクアポニックスのメリット

次はアクアポニックスのメリットについて解説します。
メリットは下記6つ
1)設置場所や規模が自由自在
2)メンテナンスの負担が軽い
3)省エネルギー
4)生態系の縮図を体感できる
5)魚の養殖を同時に行うことができる
6)完全オーガニック(無農薬)
1つずつ解説していきます。
1)設置場所や規模が自由自在
アクアポニックスは土作りや水やりが不要なため、土壌状態や近隣を気にせず、都市部などでも設置することができます。そう設置場所に制約がありません。
また家庭用の小型なら幅30cm程の水槽から設置可能です。
一方でアクアポニックスは施設園芸なので初期投資を大きくすれば大型化はいくらでも可能です。
2)メンテナンスの負担が軽い
主な理由は下記4つです
①前述した土づくり、植物への水やり、水槽の水交換が不要であるため
②土を使わないため虫がつきにくい(土を住処とする害虫がいない)から
③循環サイクルが安定すれば、日々の管理は魚のエサやりだけ。
あとは定期的に水質チェックを行えばOK
④立ったまま(腰を曲げずに)作業ができるため、高齢者や車椅子の方でも日々の手入れを行うことが可能
3)省エネルギー
植物の水やり水槽の水交換が不要なため、必要な水の量が少ないです。
一般的な露地栽培と比較して水を9割程度削減でき、省エネルギーで運用することが可能
4)生態系の縮図を体感できる
アクアポニックスの特徴は「循環すること」
栽培方法でも述べましたが、
魚⇒微生物⇒植物⇒魚・・・と循環することで小さな生態系が生まれます。
この生態系を自宅で楽しみながら再現、体感できます。
子供への食育教育にもなります。
5) 魚を同時に飼うことができる
アクアポニックスでは観賞用や食用の魚を飼うことができます。
魚は老若男女問わず親しみやすく、今までの農業とは全く別の新しい魅力です。
6) 完全オーガニック(無農薬)
アクアポニックスでは魚を飼うことから農薬や化学肥料は使いません(使うと魚が生息できません)
そのため「アクアポニックスで育てる」=「無農薬」となります。
魚を育てつつ、無農薬の野菜が手に入ります。
アメリカやヨーロッパなどアクアポニックスの認知が進んでいる地域では、有機栽培と同じようにアクアポニックスで育てた野菜が高値で売買されています。(有機栽培のようにブランド化されている。)
日本はまだまだ認知が進んでいないため、アクアポニックスというだけでは普通の野菜と同じように売買されることが多々あります。
3.初心者におすすめの植物(野菜・ハーブ)

初心者へのおすすめは葉物野菜やハーブ類
具体的には、
リーフレタス、ルッコラ、小松菜、青ネギ、シソ(大葉)、バジル、コリアンダー、ミントチャイブ類などなどです
生育条件を整えればキュウリやミニトマトだって生育は可能です。
※なお、アクアポニックスでは土ではなく「ハイドロトン」などの床材を使用するため根菜類は難しいです。(不可能ではない)
4.初心者におすすめの生き物(魚・エビ)

ここでは家庭で飼う場合は淡水を用いることが多いため、淡水で生活できる生き物を前提に説明します。
※海水でもアクアポニックスの運用は可能です。ただ海水の確保はなかなかハードルが高いため今回は割愛。
鑑賞用と食用に分けて解説します。
観賞用
金魚、メダカ、グッピー、ドジョウなど
※グッピーなどの熱帯魚は冬はヒーターが必須です
金魚やメダカは寒さや水質変化に強いため、特に初心者の方にはおすすめです!
食用
ティラピア(いずみ鯛)、ニジマス、ホンモロコ、コイなど
食用を飼育する場合、観賞用に比べて大きめの水槽が必要です。飼育する魚に合わせて最適な水槽を選びましょう!
海外では食用としてナマズやバズを育てることもあります。
いずれもある程度大きい水槽が必要になるため上級者向けの魚。
また、コケを食べて水槽を掃除してくれる
ヌマエビや石巻貝なども同時に飼育(混泳)すると水槽の水質改善につながり、日頃のメンテナンスが楽になるためおすすめです。
今回は以上で終わりです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
他にもこんなことが知りたいなどあればお問い合わせからご連絡ください。








